インプラントブログ

2012年5月16日 水曜日

治療を「よりよい治療」にするために

よい治療とは、どんな治療でしょうか?
それは、病状の診査・診断と包括的な治療計画に基づいた丁寧な治療でしょう。治療計画は治療の設計図です。治療はこの設計図をもとに行われます。歯科医師は治療開始前に患者さんへ治療のステップとゴールを明らかにし、その経過を予知しながら治療を進めます。
歯科医師には、治療計画をきちんと患者さんに説明する義務があります。これをインフォームド・コンセントといい、よい治療は、ここで患者さんの納得と協力を得てはじめて実現します。患者さんの希望、からだとお口の健康状態、予算などが考慮されて、治療計画が完成します。
インプラント治療には、さまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。ほかの治療法を選ぶ余地もあるかもしれません。インプラント治療には、インプラントで支えるブリッジ、インプラントの総入れ歯など、補助的にインプラントを使う方法もあり、ひとくちにインプラントといってもさまざまな選択肢があります。
しかし、治療の基本はつねに同じです。どんな歯科治療も、患者さんのQOLの向上が本来の目標です。インプラント治療自体を目標とするのではなく、QOLを高めることのできる、バランスの取れた最良の治療方法を、歯科医師とともにじっくり選んでください。

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