インプラントブログ

2012年5月16日 水曜日

いま、ここまで治る歯周炎

 人のあごの骨の質や形は千差万別です。また、お口の衛生や健康状態も人それぞれです。まして全身の健康状態となると、さらに細分化されていきます。
 インプラント治療にはさまざまな検査が必要ですが、それは患者さんごとに抱える異なるリスクに、歯科医師が十分な準備と配慮をするための、たいへん大切なステップです。インプラントには、おもにつぎの4点への配慮が重要です。
①    生物学的配慮
細菌感染への配慮です。歯周病やむし歯を治療し、予防ケアを行います。
②    生体力学的配慮
使っているうちに壊れないための設計への配慮です。本数や埋入深度や角度など、いわばインプラントの耐震設定です。
③    解剖学的配慮
埋入部位の歯槽骨の強度や形を把握し、鼻腔や副鼻腔、さらには神経を浸さないよう配慮します。
④    全身の健康状態への配慮

以上の条件を満たすためには、丁寧で詳細な問診と検査が必要です。
 手術の全段階のこうした準備が、インプラントを成功に導くための鍵を握るもっとも重要なステップです。そして、患者さんごとのリスクの高低、個性や生活の合わせたリスクコントロール法をともに考え、実行し支援することができます。

私の治療体験記
竹中康彦さん(63歳)
「人生、変わりました」
 インプラントにしようかと思ったのは、飲み友達の外科医の先生に勧められたのがきっかけです。いい先生を紹介するからといわれて、勧められるままに受診したのは、昨年の10月でした。
 歯周病で奥歯上9本、下6本がなく、部分入れ歯が隣の歯に引っかけてあり、食べにくいし、気になっていました。インプラントがどういう治療かも知らずに受診したのですが、治療期間や費用についての丁寧な説明と「人生変わりますよ」という言葉が印象的でした。
 先に上9本を終え、1ヵ月ほどのちに下6本を入れました。手術は2回とも1~1.5時間くらいかかったかと思います。
 結論からいうと、ほんとうに人生変わりました。食べるのが楽しくなりましたし、見た目もきれいで、若くなったといわれます。手入れも楽です。
 歯周病はインプラントの大敵だと教えていただいたので、歯みがきは以前と比べたらとても丁寧になりました。お昼のあとも、出張中であれ、会食後であれ、場所を見つけて欠かしません。定期健診にもきちんと通っています。保証期間が付いていて、今後インプラントの歯が欠けた場合や傷んだらどうするかなどの説明が受けられたので安心できます。
 でも長持ちするには自分の毎日のケアが肝心なのです。こんなに快適になったので、きちんとケアをして、長く使いたいと思っています。

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